第2章 製品開発 ~製品開発の分野は農業用資材から産業用資材と幅広く
[2]農業用資材分野
出荷用の専用容器にとどまらず、栽培資材も積極的に開発しています。
- EPSアグリハウス
- 水耕栽培用定植パネル
- EPSアスパラガス専用BOX
- EPSブロッコリー専用容器
- いちご輸送専用容器
- EPSクッションホルダー
- EPSプレミアムBOX
- EPSしいたけ専用容器
- EPSブーケユニット
- EPS「ミツバチホーム」
- EPSオーキッドサポーター
- EPSたまごケース
胡蝶蘭専用植え込みツール『EPSオーキッドサポーター』
生産者の方がこだわりと愛情を詰め込んで育てられた“胡蝶蘭”。
こうして育てられた胡蝶蘭を贈られた方が、最高に喜んで頂くための
作業が、“仕立て”です。この仕立て作業は、胡蝶蘭を見栄え良く配置し、
かつしっかりと固定させるためには“熟練”が必要とされています。
私たちは、この熟練を必要とされる“仕立て作業”を、“誰でも”
“簡単に”、そして“楽しんで作業”して頂けるために
『オーキッドサポーター』を開発しました。
胡蝶蘭の仕立て作業の課題と『オーキッドサポーター』導入のメリット
先にも触れましたが、胡蝶蘭の仕立て作業は、胡蝶蘭が最も美しく見える
ように丁寧に調整を重ねながら仕上げられます。
ただし、そこには作業される方の経験や技術によって、作業時間や
仕上がりに“ばらつき”が生じてしまうという課題があります。
胡蝶蘭の仕立て作業の課題
1.熟練者でなければ、効率良く、また品質の高い胡蝶蘭の寄せ植えができない
2.経験の浅い方は、仕立て作業に時間がかかる
3.ポットを固定させるために資材(発泡スチロールのカット材)を多く使ってしまい、資材費が嵩むことがある
4.資材(発泡スチロールのカット材)を多く使用することによって、水はけが悪くなり、胡蝶蘭が傷んでしまう
5.資材(発泡スチロールのカット材)を使いやすい大きさにしようとして、刃物などで発泡スチロールをカット
するため、その作業に危険性が伴う
胡蝶蘭の出荷作業の現場では、ごく普通に見られる作業風景だと思います。作業される方が、誰でも簡単にこの仕立て作業が出来れば、
効率はあがり、品質も安定します。さらに、安全に作業することができるようにもなります。
『オーキッドサポーター』の導入メリット
『オーキッドサポーター』の3大特長
『オーキッドサポーター』のラインナップ<本数および作業方法にあわせて6種類>
『オーキッドサポーター』を使用した植え込み作業の様子
■鉢にサポーターを挿入 ■1ポット目 ■2ポット目
■2ポット目 ■3ポット目 ■4ポット目
■5ポット目 ■微調整
『オーキッドサポーター』は、胡蝶蘭のために設計・製作されました。
当社は発泡スチロール成型品の業界では、唯一「金型工場」を社内に設置しています。
『オーキッドサポーター』は、全国の生産者様から多くのお声を頂き、お客様の用途に合わせて設計・製作されました。
まず試作品を作成し、お客様にテストを重ねて頂き、完成させました。
●金型設計者が、3DCADで設計し(写真左)、専用のNCルーター(写真中央)で、サンプルを作成(写真右)します。